とうあんだより

― 器のはなし ―

京都の伝統工芸品である京焼・清水焼の特色はさまざまな種類の焼き物をやいていることです。

陶葊でも独自の鮮やかな色絵付けの作品のほかにも、染付・天目・青磁などのさまざまな器を手がけております。とうあんだよりでは、そのさまざまな作品をお紹介いたします。

器を通して、美しい絵付け、職人の手仕事はもちろんのこと、店頭で見ることのできなかった器や、その器にまつわるエピソードと一緒に是非お楽しみいただければと思います。

2月の器

様々な表情を見せる辰砂の器
2月の器 画像1

■ 辰砂(しんしゃ)

・湯呑(径75mm 高95mm / ¥4.000.-税別)

・中鉢(径210mm / ¥8.000.-税別)

・小皿(径150mm / ¥8.000.-税別)

・珈琲カップ&ソーサー(カップ径90mm 高60mm ソーサー径160mm / ¥14.000.-税別)

*全て1個、1枚、1脚の価格となります。

 

2月の器 画像2
個性的な赤

今月ご紹介しますのは、とうあんでは珍しい絵付けの無い器です。“辰砂”という赤い器。「しんしゃ」と読みます。中国の辰州で発掘された赤く発色している岩がその名の由来です。

 

個性的な深みのある赤色がとても印象的です。辰砂釉は銅赤釉ともいわれ、銅によって赤く発色させる釉薬です。辰砂は北宋の時代、中国の定窯で焼かれたのが始まりといわれています。

 

2月の器 画像3
個々の様々な表情

上記でも述べましたが辰砂釉は銅赤釉ともいわれ、銅によって赤く発色させる釉薬です。同じように釉薬をかけてもひとつひとつ個性的な赤色に仕上がるのです。

 

三枚の小皿で比較した画像をご覧下さい。ほのかなピンク色、濃淡が入り交じった赤、しっかりとした褐色。同じ形の小皿でも辰砂釉は、個々の様々な表情を演出してくれます。

 

2月の器 画像4
手仕事の美しさ

上記の画像は辰砂の中鉢です。ここで紹介していますのは、径210mmの器になります。

 

器は全て職人の手仕事により、ひとつひとつ作られています。縁の有機的な曲線がそれを物語っているのをご覧いただけると思います。歪みが美しいというのは手仕事だからこそ感じる美なのです。

 

2月の器 画像5
珈琲もあいます

辰砂の珈琲カップもございます。カップは径90mm、高60mmと珈琲がたっぷり入り、ゆっくり楽しんでいただけるサイズになっています。

 

言うまでもなく、一脚ごとに異なる表情を持っていますので、是非店頭でお手に取り辰砂の個性を吟味していただきたいと思います。主に錦小路店でお買い求めいただけます。

 

 

* この器に関するお問い合せ、ご購入 →こちら

 

 

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