とうあんだより

― 器のはなし ―

京都の伝統工芸品である京焼・清水焼の特色はさまざまな種類の焼き物をやいていることです。

陶葊でも独自の鮮やかな色絵付けの作品のほかにも、染付・天目・青磁などのさまざまな器を手がけております。とうあんだよりでは、そのさまざまな作品をお紹介いたします。

器を通して、美しい絵付け、職人の手仕事はもちろんのこと、店頭で見ることのできなかった器や、その器にまつわるエピソードと一緒に是非お楽しみいただければと思います。

10月の器

復刻された器たち
10月の器 画像1

■ 復刻された器

・大鉢(径250mm 高105mm / 絵付け:桜 / ¥70.000.-税別)

・菓子鉢(径220mm 高110mm / 絵付け:椿 / ¥35.000.-税別)

・足付角皿(角230mm / 絵付け:椿 / ¥35.000.-税別)

・筒型小鉢(径80mm 高100mm / 絵付け:椿・水仙・桜・鉄線・小菊 / ¥10.000.-税別)

・葉形皿(幅220mm 高140mm / 絵付け:桜・蔓梅擬 / ¥8.000.-税別)

 

10月の器 画像2
当時のままを再現

今月は復刻された器です。

 

お客様のリクエストも有り、約30年前に焼かれていた商品を復刻させることになりました。懐かしく思われる方もおられると思います。

 

桜の大鉢、椿の五角菓子鉢と足付角皿、円筒小鉢、木の葉皿など、これからも種類は増えて行きます。絵付けや形だけでなく、土や釉薬まで当時のままを再現しています。現在の商品とは違った風合いをお楽しみいただければと思います。

 

10月の器 画像3
絵付けの今昔

復刻された器は当時の描き方も忠実に再現しています。同じ草花でも時代によって描かれ方が違います。上記の画像の左右で絵付けの今昔を見比べてみましょう。

 

昔の絵付けは縁取りの線に濃淡があり手仕事の躍動感を感じます。それに対して今の絵付けは線の強弱で見せる洗練された描かれ方になっているのがお分かりいただけると思います。

 

10月の器 画像4
表情の趣き

復刻された器、表情にも注目していただきたいと思います。

 

貫入(かんにゅう)は土と釉薬の収縮率の差により生まれるヒビのことで傷ではありません。昔の釉薬の特性で貫入が入りやすく使っているうちにシブが入り込み趣きのある表情を見せてくれます。上記画像の前と後を比較してみて下さい。

 

土も当時のものを使用しています。上記画像をご覧下さい。今のものと比べ、昔は少し粗めの土を使用しているのがお分かりいただけると思います。

 

表面だけでなく、土や釉薬、焼き方まで当時を再現した復刻商品なのです。

 

 

* この器に関するお問い合せ、ご購入 →こちら

 

 

▲ページ先頭へ戻る