とうあんだより

― 器のはなし ―

京都の伝統工芸品である京焼・清水焼の特色はさまざまな種類の焼き物をやいていることです。

陶葊でも独自の鮮やかな色絵付けの作品のほかにも、染付・天目・青磁などのさまざまな器を手がけております。とうあんだよりでは、そのさまざまな作品をお紹介いたします。

器を通して、美しい絵付け、職人の手仕事はもちろんのこと、店頭で見ることのできなかった器や、その器にまつわるエピソードと一緒に是非お楽しみいただければと思います。

11月の器

イライラする器
11月の器 画像1

■ 伊羅保

・木葉皿(径220mm 高114mm / 絵付け:紅葉・鉄線・山吹・萩・額紫陽花・蔓梅擬 / ¥8.000.-税別)

・小鉢(径130mm 高50mm / ¥3.000.-税別)

・豆鉢(径75mm 高30mm / ¥1.500.-税別)

・抹茶茶碗(径130mm 高60mm / 参考商品)

 

11月の器 画像2
イライラするから伊羅保

今月はイライラする器です。

 

正しくは伊羅保(いらぼ)と言います。由来は、砂気の多い粗土のざらついた表面の質感と出方の異なる釉薬のムラからそう呼ばれています。

 

伊羅保は16世紀頃、朝鮮半島の慶尚南道付近で生まれ伝わったと言われています。

 

11月の器 画像3
様々な表情

上記でも述べたように、ざらついた表面と釉薬のムラから伊羅保と呼ばれています。鉄分の強い素地のため、表面がざらざらし、土灰釉(どばいゆう)で青色や黄色に微妙に変化するのが特徴です。

 

4つの画像を見比べてみて下さい。どれも伊羅保の器ですが、全て表情が違います。同じような行程を経てもひとつひとつ個性的な器になるのです。

 

11月の器 画像4

木葉皿(径220mm 高114mm / 絵付け:紅葉・鉄線・山吹・萩・額紫陽花・蔓梅擬 / ¥8.400.-税込)

11月の器 画像5

小鉢(径130mm 高50mm / ¥3.150.-税込)

11月の器 画像6

豆鉢(径75mm 高30mm / ¥1.575.-税込)

 

とうあんの伊羅保

とうあんの伊羅保をご紹介しましょう。

木葉皿小鉢豆鉢の3点。

 

木葉皿は、伊羅保では珍しい絵付けのある器です。紅葉・鉄線・山吹・萩・額紫陽花・蔓梅擬などの草花の絵付けが施されています。小鉢は、様々な形があります。継ぎ目があるものや、桜形、四角形、三角形、円形など。掌の上にのるサイズの豆鉢は小さな片口がポイントです。

 

伊羅保はひとつひとつ表情の違う器ですので、店舗に足をお運びいただきお手に取ってご覧いただけますと幸いです。

 

 

* この器に関するお問い合せ、ご購入 →こちら

 

 

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